「コーチングの仕事って稼げるの？」
「コーチングを仕事にしていくためのやり方を知りたい」
このようなお悩み・疑問を、徹底的に解消していきます！
- コーチングを仕事にしていくための具体的な方法がわかる
- コーチングの仕事のメリット・デメリットや実際の年収などがイメージできる
コーチングを自分の仕事にしていくことに興味はあるけど、実際コーチングの仕事ってどうなの？
今後コーチングを仕事にしていきたいと考えている人は、実際の仕事内容やコーチングの収入について気になる方が多いと思います。
今回の記事では、実際にコーチング起業をしている私がコーチングの仕事についてのリアルな部分を解説していきたいと思います！
山田 夏輝
コーチング事業を運営する会社を経営。コーチング会社と英語コーチングの会社のCMOも兼任。ポジウィルで元キャリアコーチとして勤務。コーチング実績は300人・600時間以上・満足度9.1。GCS認定プロフェッショナルコーチ。
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コーチングの仕事の種類
実際にコーチングを使った仕事にはどんな種類があるのか。
代表的なコーチングの仕事内容について解説をしていきます。
パーソナルコーチング
まず代表的なものがこのパーソナルコーチングです。クライアントに対して1対1でコーチングを提供するのがパーソナルコーチングです。
転職に特化したキャリアコーチングや、経営者に特化したエグゼクティブコーチング、ビジネスでの成果に着目したビジネスコーチングなど、ジャンルごとに様々な種類のパーソナルコーチングが存在します。
サービスを差別化してそれに合った顧客を選定することは、コーチングサービスを売っていく上で大切なことなので、自分の今までの経験やスキルに応じて自分に合ったコーチングを選んでいきましょう。
なつきもっともオーソドックスなコーチングの仕事と言えるでしょう。
企業向けの研修や講師
コーチングスキルを活かして企業の研修や講師を務めることも一般的なコーチングの仕事です。
管理職向けのリーダーシップ研修や1on1ミーティングの価値を最大化するための研修など、様々な種類の研修や講師が存在します。
一定以上コーチングにおいて実績を残さないと中々声がかからない仕事ではありますが、その分稼げる金額も大きくなることが多いので、コーチングを仕事にしていきたいという方はぜひチャレンジしてみてください。
企業からのニーズも年々高まっているため、コーチングの仕事として視野に入れておきましょう。
コーチングを教える
コーチングスキルを教える仕事もあります。コーチングスクールの講師や、独自のプログラムを作って教育する方法があり、「コーチを育てる」立場として活動できます。
コーチング市場が拡大している今、新しいコーチを増やす役割は重要で、スクール講師としての需要も高まっています。
また、自分のメソッドを構築し、オンライン講座や教材を販売するのも一つの方法です。特に、動画コンテンツやワークショップを提供することで、より多くの人に価値を届けることができます。
なつきコーチングを仕事にしたいという人は年々増えているため、コーチングを教える側に回るのも一つの選択肢です。
コーチングの仕事形態
コーチングを仕事として提供するためには、どのような仕事の形態があるのでしょうか？
これからコーチングを仕事にしていく方は、以下のどれかの形になるかと思いますので、参考にしてください。
独立をしてコーチングを提供
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 自分の好きな時間・場所でセッションができ、働き方を自由に決められる 自分で料金設定ができるため、集客やブランディング次第で高収入を狙える | クライアントを自分で獲得しなければならず、マーケティングスキルが求められる 仕事の波があり、特に最初は安定収入を得るのが難しい |
コーチングを仕事にするなら、独立して自分のサービスを提供するのが最も自由度の高い方法です。
クライアントの獲得から料金設定、セッションの進め方まで、すべてを自分で決められるのが大きなメリットです。
しかし、自由な分、集客やブランディングが必要不可欠になります。
独立コーチとして成功するには、コーチングスキルだけでなくマーケティング力も求められるため、コーチングと並行して集客の勉強も進めるのがおすすめです。
副業コーチとして活動
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 本業の収入があるため、収入がゼロになる心配がなく安心して始められる 低価格やモニターセッションを提供しながら、経験を積んでスキルを磨ける | 本業があるため、コーチングに使える時間が限られ、成長のスピードが遅くなることも 低価格で始めると、本業に比べて収益が見合わず、モチベーションが下がることも |
「いきなり独立するのは不安…」という場合は、副業コーチとして活動するのがおすすめです。
本業の収入を確保しながらコーチングの経験を積めるため、リスクを抑えつつスキルを磨けます。
副業でコーチングをする場合、時間管理が重要になります。仕事終わりや週末にセッションを提供することになるため、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
また、最初は低価格でサービスを提供し、実績を増やすのも効果的です。クライアントの成功事例を蓄積し、徐々に価格を上げながら本格的な独立を目指しましょう。
企業に所属してコーチングを提供
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 企業が集客をしてくれるため、自分で営業やマーケティングをする必要がない 企業内で研修を受けたり、経験豊富なコーチと関われるため、成長しやすい環境が整っている | 企業の方針やルールに従う必要があり、自分のやりたいコーチングができないこともある 給与制の場合、独立コーチのように単価を上げたり、自由に稼げるわけではない |
コーチングは企業に所属して提供することも可能です。
企業勤務の最大のメリットは、安定した収入を得られることです。個人で集客する必要がなく、クライアントも会社が確保してくれるため、コーチングのスキルを磨くことに集中できます。
ただし、企業の方針に沿ったコーチングを求められるため、自由度は低めです。また、独立したコーチと比べて、セッションのスタイルや内容に制限がある場合もあります。
なつき私も最初は企業に所属してコーチングを提供していましたが、圧倒的にインプットと実践の経験が多くコーチングの成長ができました！
コーチングを仕事にするメリット
続いてコーチングの仕事ならではのメリットについて、実際に感じたことをベースにご紹介させていただきます。
働く時間や場所を選べる
パーソナルコーチングのビジネスであれば、クライアントとの1対1でのサービス提供であり、パソコン1つでビジネスができるため働く時間や場所をある程度選べることが大きなメリットの1つです。
クライアントとの日程調整もしやすいため、自分が働きたいスタイルで柔軟に仕事をすることができます。
なつき基本的にはクライアントと1対1のビジネスなので、働く時間や場所の調整がしやすくストレスが少ないです！
運営のためのコストがほとんどかからない
オンラインでのコーチングサービスの場合、最低限サービス提供に必要なものは、パソコンとオンラインコミュニケーションサービスくらいです。
パソコンは今現在持っている方が多いと思いますので、ほとんど初期費用や運営コストがかからないことがコーチングの仕事のメリットです。
できるだけリスクの少ないビジネスをしていきたいという方には最適なビジネスと言えるでしょう。
なつき起業やフリーランスとして始める際にもお金面でのリスクがあまりありません。
単価設定の柔軟性が高い
コーチングには「大体これくらいだろう」といった単価のイメージが、他の有形商材などと比べるとあまりありません。
よって、コーチの実力や裁量によって単価を柔軟に変更できることもコーチングの仕事のメリットです。
自分のコーチングサービスがどんどん売れるようになったら、単価を上げていくことによってさらに高い収益の獲得を目指すことができます。
コーチングを仕事にするデメリット
実際にコーチングを仕事にしていく中で感じたデメリットについてもご紹介させていただきます。
専業として稼げているコーチがほとんどいない
実際のところ、コーチングを専業としてそれだけで生活ができているコーチというものはほとんど存在しません。
コーチングを専業とするためにはコーチングの実力だけでなくマーケティングや営業の能力も問われます。
実際に私の周りで専業でコーチングをやられている方も、数年集客に苦戦して、実績を積み重ねてやっと専業にできたという方がほとんどです。
すべてのビジネスに言えることではありますが、コーチングのみを専業としてやっていくためには相当の覚悟と時間が必要になってきます。
まだまだコーチングの知名度が低い
コーチングの知名度自体がまだまだ日本において低いということもデメリットの一つです。
コーチング自体があまり知られていないため、マーケットとしてまだ市場規模がそこまで大きくなく、集客に苦戦するという事例が多いです。
最近でこそ少しずつコーチングが経営者や企業を中心に導入が進んできたとはいえ、市場が未熟であることで稼げないという側面もあります。
コーチの年収は実際のところどのくらいか
では実際にコーチングを仕事にしている人はどれくらい稼いでいるのかということが気になるポイントかなと思います。
周りのコーチの方からの話を聞く限り、月に5万円以上コーチングで稼げているコーチは全体の10％もいないのではないかと思います。
月に5万以上稼げているコーチ：全体の1割未満
もっとも苦戦している点はやはり集客で、中々自分のコーチングを受けてくれる人が見つからないという悩みを抱えるコーチが多いです。
ただ、何年かコーチングを仕事として続けることで独立を果たしたコーチの中には年収1,000万円以上稼いでいるコーチも存在します。
集客をするためには一定の年数と根気が必要なことは念頭に入れておきましょう。
稼げるコーチの特徴
ではどんなコーチが実際に稼げているのか、その特徴についてご説明させていただきます。
コーチング以外の大きな実績がある
まず挙げられるのがコーチング以外に大きな実績を出しているという点です。
例えば営業についてのコーチングを受けたい方が、営業で今まで実績を出してきたコーチと、まったく結果を残せなかったコーチのどちらのコーチングを受けたいか考えてみてください。
当然前者ですよね。
自分がコーチングを受けたい分野のコーチが、しっかりとその分野で実績を出しているとクライアントからしたら安心感につながるため、集客がしやすくなります。
- 年収アップの転職に成功した
- 人材会社で1,000人以上の転職をサポートした
- 営業で目標数字の200%の成績を達成した
- 会社を経営して年商5,000万円を達成した
マーケティング力が高い
マーケティングの能力が高いことも稼げているコーチの特徴として挙げられます。
何のコーチングを販売していくのかの商品の差別化であったり、商品をどうやって売るかの設計がしっかりとできているコーチは当然集客ができます。
稼げているコーチは以下の点をしっかりと押さえています。
- 自分ならではのコーチングコンセプトが打ち出せている
- 普段から人脈を広げる活動をしている
- SNSやブログなど、何かしら得意な集客の導線を持っている
コーチングを仕事にしていきたいなら、マーケティングの知識は必須です。まずは本や動画からでもいいのでしっかりと勉強していきましょう。
ビジネスでの人脈が広い
周りのコーチを見ていても、コーチングの最初の集客は紹介であることが多いです。
ビジネスにおける人脈が広いと、「コーチングの体験サービスを受けてみませんか？」と声をかけられる人が多くなり、集客につながりやすいです。
うまくいけば、そこから芋づる式に紹介が重なることもあります。
コーチングを仕事にしていく場合は、普段から人脈作りのための活動も取り入れるようにしましょう。
コーチングを仕事にする方法
コーチングを仕事にするための具体的なステップについてご紹介をさせていただきます。
これからコーチングを仕事にしていきたいという方は、以下のステップも参考にしてみてください。
コーチングを学ぶ
まずは、コーチングの基礎を学ぶことが大切です。本やオンライン講座で独学することもできますが、実践経験が重要なので、コーチングスクールや認定資格の取得も検討しましょう。
資格取得が必須ではありませんが、学びながら実践できる環境が整っているため、コーチングを仕事にしていきたい初心者にはおすすめです。
学ぶ過程では、実際にコーチングを受けてみるのも効果的です。
他のコーチのスタイルを知ることで、自分なりのアプローチを見つけやすくなります。
無料や格安でコーチングを提供して実績を作る
いきなり高単価でサービスを提供するのは難しいため、まずは無料または低価格でコーチングを提供し、実績を積むのが現実的な方法です。
SNSやブログで「モニター募集」を告知すると、興味を持ってくれる人が集まりやすくなります。
実際にセッションを提供しながら、クライアントの課題やニーズを把握し、サービスの改善につなげていきましょう。
この段階で、クライアントの声や成功事例を集めておくことが大切です。実績が増えることで、次のステップに進みやすくなります。
なつきいただいた口コミを活用して、「あなたのコーチングを受けるとどうなるか？」を発信していきましょう。
集客を並行してする
コーチングを仕事にするには、集客が不可欠です。特に、SNS・ブログ・YouTube・LP（ランディングページ）などを活用して、見込み客を増やす施策を取り入れることが重要になります。
ブログやSNSでは、コーチングのメリットや実際の事例を発信し、読者との信頼関係を築いていくことができます。
また、口コミや紹介を活用するのも有効な戦略です。クライアントが満足すれば、自然と他の人にも広まりやすくなります。
サービスの改善を続ける
コーチングを仕事として継続するためには、サービスの質を高め続けることが重要です。
一度コーチングを受けたクライアントが「またお願いしたい！」と思うような価値を提供することで、リピーターや紹介が増え、安定した収入につながります。
セッションの振り返りを行い、クライアントの声を取り入れて改善することを習慣にしましょう。また、新しいスキルや知識を学び続けることで、コーチとしての成長を加速させられます。
なつきコーチングの提供後は必ずクライアントからフィードバックをもらうようにしましょう。
コーチングの仕事についてよくある質問
コーチングの仕事についてよくある質問とその回答をご紹介します！
コーチングを学ぶなら活用したい教材
ここまで、コーチングでの起業・独立に具体的なやり方についてご紹介させていただきました！
これからコーチングを学んで、最短でコーチング起業・独立を達成したいという方は以下の特典がおすすめです！
- コーチングの基本的な考え方や基本スキル
- プロコーチとしての心構え
- コーチングの基本的な流れ・フレームワーク
- コーチングの具体的な活用事例
- コーチングのおすすめの学び方
これからコーチングを学びたいという方は必見です！
＼ コーチングの基本完全ガイド ／
まとめ：【完全ガイド】コーチングを仕事にするための4ステップ｜仕事内容や稼げるコーチの特徴を解説
ここまでコーチングの仕事内容や、メリット・デメリット、稼げるコーチの特徴について解説をしていきました。
コーチングを仕事にしていくためにはコーチング力以外にも様々なスキルや時間、人脈が必要になります。
ただ、コーチングをビジネスにすることができれば時間や場所の自由度が高い中で大きく収益を上げることも可能なので、本記事の内容を吟味してコーチングをビジネスとしてやっていくかの判断をしてみてください！