
「コーチの年収ってどのくらいなの?」
「今後コーチングを仕事にしていくことを考えているけど、実際の年収がどれくらいか気になる」
このようなお悩み・疑問を、徹底的に解消していきます!
- コーチの仕事形態別の年収がどれくらいか理解できる
- 稼げるコーチになるためのポイントがわかる
副業や独立をしてコーチングをやっていきたいという方にとって、実際どれくらいの年収を稼げるのかは気になるポイントですよね。
今回はそんなコーチの年収の現実を、現役コーチの私が解説をしていきます!
本記事を読めば、これからコーチングを仕事としてやっていきたいという方が、どれくらい稼げるかのイメージができるようになるので、ぜひ最後まで見てみてください!


山田 夏輝
コーチング事業を運営する会社を経営。コーチング会社と英語コーチングの会社のCMOも兼任。ポジウィルで元キャリアコーチとして勤務。コーチング実績は300人・600時間以上・満足度9.1。GCS認定プロフェッショナルコーチ。
コーチングは稼げないのか


「コーチングは稼げない」と聞いたことがあるかもしれません。
コーチングは稼げないというのは事実です。
しかし、ここでいう稼げないとはコーチングというビジネスモデル自体が稼げないというわけではなく、コーチングの供給者が多かったり適切な集客戦略ができていなく、稼げて稼げていいないコーチの方が圧倒的に多いと言う意味です。
ほとんどのコーチがそれだけで生活ができるほどの年収をあげていません。



コーチングを仕事にしていくことは、相当難易度の高いことであることがわかりますね。
実際の年収イメージや稼げる・稼げないコーチの特徴についてもご紹介していきます!
コーチの年収イメージ


コーチングを仕事にすると、どのくらいの年収が期待できるのか気になりますよね。
コーチングの収入は働き方によって大きく変わります。副業として活動する人、本業として独立する人、企業に所属してコーチングを提供する人、それぞれに収入の特徴があります。
ここでは、それぞれのパターンについて具体的に見ていきましょう。
副業コーチ
副業コーチとして月収5万円以上(年収60万円以上)を達成できているコーチは、全体の1割に満たないというのが私の体感です。
コーチングを提供している人も多く、それだけコーチングの集客の難易度が高いことが大きな理由です。
初めはコーチングの業務委託として働くか、無料や低価格でモニターを募りながら実績を積み、徐々に単価を上げていく流れが一般的です。経験を積んで単価を上げれば月10万円以上も目指すことはできます。



コーチングの業務委託の求人を探して仕事をする方が、自分で集客をするよりも難易度は低めです。
ただし、副業コーチの場合、本業との両立が必要なため、クライアントの確保やセッションの時間調整に工夫が求められます。


独立・フリーランスコーチ
独立してフリーランスのコーチとして活動する場合、年収は大きくばらつきがあります。
副業と同様に多くの独立・フリーランスコーチが月収5万円(年収60万円)も稼げていないのが現状ですが、成功しているコーチの中には年収1000万円を超える人もいます。



副業コーチよりも稼げている人の年収上限は高いことが特徴です。
フリーランスで稼ぐためには、コーチングスキルだけでなく、集客力やマーケティング力が欠かせません。


会社員コーチ
企業内コーチとして働く場合、一般的な会社員と同じように固定給を得ることができます。
年収の目安は300〜700万円ほどで、勤務する企業や業務内容によって異なります。
企業の研修担当やエグゼクティブコーチとして高単価のセッションを提供できれば、より高い収入を得ることも可能です。
企業に所属するメリットは、収入が安定している点です。ただし、個人でクライアントを持つ自由度は低いため、副業としてコーチングをしたい場合は、社内規定の確認が必要です。



集客も会社がしてくれて安定的な収入が目指せますが、入社の難易度も高いです。
コーチの年収を決める3つの要素


コーチの収入は、単なる経験年数だけでなく、さまざまな要素によって決まります。
特に重要なのは、「コーチング単価」「集客数」「コーチング回数」の3つです。
コーチング単価
コーチングの単価は、提供する価値や市場の需要によって決まります。
初心者のうちは1回3,000円〜1万円程度が一般的ですが、実績が増えると1回2〜5万円、エグゼクティブ向けなら10万円以上も珍しくありません。
単価を上げるには、専門性を磨き、クライアントの満足度を高めることが重要です。



あなたのコーチングの実績やスキルに応じて単価も高めていきましょう。
集客数
どれだけの人がコーチングを受けたいと思ってくれるかが、収入に直結します。
コーチングの集客数=体験セッションの申し込み人数×体験セッションの参加率×継続コーチングへの申し込み率
SNSやブログ、口コミなどを活用して自分のコーチングを知ってもらうことが大切です。
特に、コーチングの実績やクライアントの成功事例を積極的に発信することで、信頼感が生まれ、集客につながります。
まずはあなたの体験コーチングにどれだけ多くの人を集客できるかが、コーチとしての年収アップの鍵になります。
コーチング回数
コーチングの回数が増えれば、その分収入も増えます。
コーチングの平均受講回数:5回〜10回ほど
コーチングの平均受講期間:3ヶ月〜6ヶ月ほど
毎回のコーチングセッションでクライアントにしっかりと価値提供をでき、クライアントとの信頼関係を作ることでより多くの回数・期間のコーチング受講が狙えます。
コーチングの質はもちろん、コーチング以外でのまめな連絡や行動の進捗管理は大切にしていきましょう。
高い年収を目指せるコーチの特徴


コーチングで高い年収を目指すには、ただセッションをこなすだけでは難しいです。
成功しているコーチには共通する特徴があり、それを意識して実践することが大切です。
ここでは、高収入を得ているコーチに共通するポイントを紹介します。
コーチングの実績がある
実績があるコーチほど、高単価のクライアントを獲得しやすくなります。
- あなたのコーチングを受けたクライアントの変化
- 有料コーチングの提供時間や人数
- コーチング資格の取得
特に、クライアントの変化や成功事例を積み重ねることで、信頼度が増し、リピートや紹介が増えていきます。
コーチングの実績を積むには、最初は無料または低価格でモニターセッションを行い、フィードバックをもらいながら改善を重ねることが大切です。
また、クライアントの成果を発信し、実績として見せることで、新規の集客にもつながります。
コーチング以外の実績も持っている
コーチングのスキルだけではなく、他の専門知識やビジネス経験を持っているコーチは、高い年収を得やすいです。
例えば、元経営者がビジネスコーチングを提供する場合、その実績自体が強いブランドになり、クライアントが集まりやすくなります。
- 年収アップの転職に成功した
- 人材会社で1,000人以上の転職をサポートした
- 営業で目標数字の200%の成績を達成した
- 会社を経営して年商5,000万円を達成した
あなたの強みを活かした独自のコーチングスタイルを確立して差別化をすることが、高収入につながるポイントです。
マーケティングスキルがある
どれだけ優れたコーチングスキルを持っていても、クライアントに知ってもらえなければ収益にはなりません。
成功しているコーチは、自らをブランド化し、効果的に集客できるマーケティングスキルを身につけています。
SNSやブログを活用し、自分の専門分野に関する有益な情報を発信することで、信頼を築くことができます。また、ターゲットに合った集客方法を選ぶことで、効率的にクライアントを増やすことができます。


粘り強く行動ができる
コーチングで高収入を得るには、地道な努力が欠かせません。
最初はクライアントが集まらなかったり、思うように収益が上がらなかったりすることもありますが、成功しているコーチは粘り強く行動を続けています。
特に、定期的な情報発信や体験コーチングの実績を地道に積み重ねることが大切です。
短期間で結果を出そうと焦らず、試行錯誤しながら少しずつ成長していくことが、長期的な成功につながります。
稼げないコーチの特徴


一方で、なかなか稼げないコーチの特徴についてもご紹介します。
以下のことには注意してコーチング活動を進めていきましょう。
ターゲット設定が曖昧
ターゲットが明確でないコーチは、クライアントを獲得しづらいです。
誰に向けたコーチングなのかがはっきりしていないと、メッセージがぼやけ、どんな悩みを解決できるのか伝わりません。
例えば、「自己成長をサポートします」というだけでは、具体的なニーズを持つ人には響きにくいです。
一方で、「30代のキャリアに悩むビジネスパーソン向け」「副業で成功したい初心者向け」など、ターゲットを明確にすれば、求めている人に届きやすくなります。
- 年齢層
- 性別
- 職業・業界
- キャリアステージ
- 抱えている悩みや課題
- 価値観・ライフスタイル
- 目指しているゴール
- 経済状況
マーケティング力が弱く集客できない
どれだけ優れたコーチングスキルがあっても、クライアントに知ってもらえなければ稼ぐことはできません。
マーケティング力が弱いと、サービスの価値を伝えきれず、集客に苦労することになります。
集客の仕組みを持たないまま活動しても、安定した収入にはつながらないため、マーケティングの強化は必須です。
コーチングの実践経験が少なく大きな価値提供ができない
クライアントに大きな変化をもたらせるコーチほど、収益を上げやすくなります。
逆に、実践経験が少ないと、十分な価値を提供できず、リピートや紹介につながりにくいです。



コーチング力の差は、実践経験の差と言っても過言ではありません!
経験を積むためには、まずは積極的に無料や低価格のセッションを行い、フィードバックを得ることが大切です。
クライアントの成功事例を増やし、それを発信することで、新たな依頼を得ることが可能になります。
また、継続的な学習を怠らず、より高度なスキルを身につけることも重要です。
コーチングで年収を上げるための戦略


高い年収を目指すには、ただコーチングを提供するだけではなく、戦略的に動くことが必要です。
ここでは、年収を上げるために実践すべきポイントを紹介します。
適切なマーケティング戦略で集客数を増やす
コーチングでの収益を伸ばすには、クライアントの数を増やすことが重要です。
そのためには、ターゲットを明確にし、効果的なマーケティング戦略を実施する必要があります。
例えば、SNSやブログを活用して自分の強みや提供できる価値を発信すると、興味を持つ人が増えます。また、無料セッションを提供し、体験してもらうことで、成約率を高めることも可能です。
集客の仕組みを確立することで、安定した収入を得られるようになります。


クライアントからのフィードバックを受けコーチングの質を高める
コーチングの質が高まると、クライアントの満足度が上がり、リピートや紹介が増えます。
そのため、クライアントからのフィードバックを積極的に受け取り、改善を続けることが大切です。
例えば、セッション後にアンケートを実施したり、クライアントと定期的に振り返りを行うことで、より良いサービスを提供できます。
質の高いコーチングができるようになれば、単価を上げることも可能になります。



フィードバックをもらうことは怖いことでもありますが、ぜひ勇気を持って改善点を聞いてみましょう。
専門性のあるコーチングを提供する
市場での競争が激しい中、専門性のあるコーチングを提供できると、差別化につながります。
一般的なコーチングよりも、特定の分野に特化したサービスは、高単価でも選ばれやすくなります。
- 経営層に特化したエグゼクティブコーチング
- 年収アップの転職に特化したキャリアコーチング
- あなたのやりたいこと探しや自己理解に特化したキャリアコーチング
- 資格の取得に特化した勉強コーチング
例えば、「キャリアアップ専門」「リーダーシップ開発」「起業支援」など、自分の強みを活かした分野を確立すると、求めるクライアントに届きやすくなります。
専門性を深めることで、より高い年収を目指すことができます。
コーチの年収についてよくある質問


コーチの年収についてよくある質問とその回答をご紹介します!
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まとめ:コーチングは稼げない?コーチの年収や年収を上げるための戦略を解説
コーチの年収イメージを勤務形態ごとにご紹介させていただきました!
コーチングを仕事にして年収を高めることは難易度の高いことですが、コーチングの実績やマーケティングスキルによっては十分に可能です。
ぜひ本記事の内容を参考に、コーチングを仕事にしていくための学習や集客導線の設計をしていきましょう!





