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【指導者必見】プロも実践する野球のコーチング技術|プロにも少年野球にも活かせるテクニック

野球で使えるコーチングとは|プロにも少年野球にも活かせるテクニック

「野球の指導にコーチングって使えるの?」

「野球のプロ選手でも少年野球にも使えるコーチングのテクニックを知りたい」

このようなお悩み・疑問を、徹底的に解消していきます!

この記事を読んで解決できるお悩み
  • 野球のコミュニケーションに使えるコーチングのテクニックがわかる
  • 実際に野球で使えるコーチングの質問や事例を知れる

野球選手のモチベーション維持やパフォーマンス向上のために、コーチングのスキルを活用するコーチも増えています。

今回はプロ野球・少年野球限らず、野球選手全般に使えるコーチングテクニックについて、現役コーチの私が解説していきます!

本記事を読めば、野球選手のパフォーマンス向上につながるコーチングテクニックがわかるので、ぜひ最後まで見てみてください!

この記事を書いた人

山田 夏輝

コーチング事業を運営する会社を経営。コーチング会社と英語コーチングの会社のCMOも兼任。ポジウィルで元キャリアコーチとして勤務。コーチング実績は300人・600時間以上・満足度9.1。GCS認定プロフェッショナルコーチ。

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\ コーチングの基本完全ガイド /

目次

コーチングとは

コーチングをしている女性

コーチングとは、選手が自ら考え、行動できるように質問や傾聴によって答えを一緒に考えていくコミュニケーションです。

コーチングとは

選手が自ら考え、行動できるように質問や傾聴によって答えを一緒に考えていくコミュニケーション

一般的な指導では「教える」ことが中心になりますが、コーチングでは「質問」や「対話」を通じて、選手自身の気づきを促します。

例えば、「どうすればもっと良いスイングになると思う?」と問いかけることで、選手は自分で考え、試行錯誤するようになります。

このように、コーチが正解を与えるのではなく、選手が答えを導き出すプロセスが、コーチングの本質です。

なつき

答えを教えるのではなく、引き出すというコミュニケーションスタイルが最大の特徴と言えます。

特に野球のようなチームスポーツでは、試合中にコーチが細かく指示を出せる場面は限られています。だからこそ、選手が自分で考え、状況に応じた判断ができるようになることが重要です。そのために、コーチングのスキルを活用することが求められます。

そもそものコーチングの意味や効果について知りたいという方は、まずは以下の記事から読んでみてください!

野球におけるコーチの役割

一人一人がパズルのピースを持った画像

野球のコーチは、単なる技術指導者ではありません。選手の成長を支え、能力を最大限に引き出す存在です。

具体的な役割としては、大きく以下の3つが挙げられます。

野球におけるコーチの役割
  • 技術面でのサポート
  • メンタル面やコンディションのケア
  • チームの雰囲気作り

1つ目は、技術面でのサポートです。バッティング、ピッチング、守備の基礎を教えるだけでなく、選手それぞれの課題に合わせたアドバイスを提供することが求められます。

2つ目は、メンタル面のケアです。試合でミスをした選手が落ち込んでいるとき、どう声をかけるかでその後のパフォーマンスが変わります。「次はどうすればいい?」と前向きな問いかけをすることで、気持ちを切り替えやすくなります。

3つ目は、チームの雰囲気作りです。野球はチームプレーが大切なスポーツ。選手同士が積極的に声を掛け合い、協力しながらプレーできる環境を作るのも、コーチの役割のひとつです。

なつき

まさにスポーツにおける心技体のサポートがコーチに求められる役割と言えます。

コーチングを活用することで、これらの役割をより効果的に果たせるようになります。

野球におけるコーチングのタイミング

アメフトのコーチ

コーチングは、いつでもやればいいというものではありません。選手の状況に応じた適切なタイミングで行うことが重要です。

コーチングにかけられる時間活用したいコーチングスキル
ミーティング長い選手の話を聞いて質問をして考えを深めていく
練習中(練習を中断してコーチング)普通簡単な質問やまとまったフィードバックを伝える
試合中短い端的に提案やアドバイスを伝える

例えば、試合中にミスをした直後は、選手が気持ちの整理をする時間が必要です。その場ですぐに細かい指導をするのではなく、「どう感じた?」と問いかけることで、選手自身が冷静になり、次のプレーに集中できるようになります。

また、練習後の振り返りもコーチングの絶好のタイミングです。「今日の練習で成長を感じたことは?」「次の練習で意識したいポイントは?」と質問し、選手が自分の言葉で振り返る機会を作りましょう。

試合前のミーティングでも、コーチングは有効です。「今日の試合で大事にしたいことは?」と問いかけることで、選手が自ら試合に向けた準備を進められるようになります。

なつき

攻守が後退する野球は他のスポーツと比べても試合中や練習中のコーチングもやりやすいスポーツです。

コーチングの基本的なスキルについて知りたいという方は、まずは以下の記事も読んでみてくだい。

コーチングが野球選手に与える影響・効果

バッターボックスに立つ野球選手

コーチングをすることで野球選手にはどのような影響を与えるのでしょうか?

主な影響や効果は以下のとおりです。

野球へのやる気が生まれる

選手のやる気を引き出すには、自分で考えて決めたことを実行する体験が不可欠です。コーチングでは、選手に「どうしたい?」と問いかけることで、自発的な行動を促します。

例えば、「次の試合で何を意識する?」と質問すると、選手自身が目標を考えるきっかけになります。

ただ指示されるよりも、自分で決めたことのほうがモチベーションが上がるものです。

また、ポジティブなフィードバックを活用することも大切です。「今のプレーのどこが良かった?」と選手に考えさせると、成長を実感しやすくなり、さらなる向上心につながります。

なつき

選手自身が考えて目標設定ややるべきことを考えられることは、モチベーションアップにつながります。

自分で考えて動ける主体性が身につく

試合中、コーチがすべてのプレーを指示することはできません。

そのため、選手自身が状況を判断し、適切な行動を取る力が求められます。コーチングを取り入れることで、主体的に考え、行動する力を育てることができます。

たとえば、守備練習で「この場面ではどこに送球すべき?」と問いかけることで、選手自身が答えを導き出す機会が生まれます。コーチがすぐに答えを教えるのではなく、選手に考えさせることで、判断力や応用力が鍛えられます。

なつき

自分で考えて行動に移すという繰り返しが、野球選手の自主性や思考力を伸ばしていきます。

課題ややるべきことが明確になる

コーチングのもうひとつの大きな効果は、選手自身が課題を明確にできることです。

漠然と「もっと上手くなりたい」と思っているだけでは、具体的に何を改善すればいいのかわかりません。

そこで、「今のプレーの改善点はどこ?」と質問を投げかけることで、選手が自分で課題を言語化できるようになります。

課題が明確になれば、練習で何を意識すればいいのかもはっきりし、成長スピードが加速します。

野球選手へのコーチングのポイント

光っているポイントを指差す男性

野球選手へコーチングをするときのポイントについていくつかご紹介します。

まずは以下のポイントを意識するようにしましょう。

選手の特徴を理解する

コーチングを成功させるには、選手一人ひとりの特徴を把握することが不可欠です。野球選手といっても、性格やプレースタイル、得意・苦手なことはそれぞれ違います。

全員に同じ指導をするのではなく、個々の特性に合わせた声掛けやアプローチが求められます。

また、選手のモチベーションの源を知ることも大切です。勝負にこだわるタイプか、チームワークを重視するタイプかを理解すれば、響く言葉も変わってきます。

選手の特徴を把握することで、より効果的なコーチングができるようになります。

把握しておきたい野球選手の特徴
  • 強みと弱み
  • 性格
  • コミュニケーションのスタイル
  • プレッシャーに対する強度

状況に応じて声掛けの長さやタイミングを意識する

コーチングの効果を最大化するには、「いつ」「どのくらいの長さで」声を掛けるかが重要です。

試合や練習の流れを見極め、適切なタイミングで短く的確な言葉を伝えることがポイントになります。

声掛けの長さ
ミーティングじっくりと戦術やプレーの改善点を伝えたり考えさせる時間を作る
練習中(練習を中断してコーチング)練習の流れを止めすぎないように簡単な質問やフィードバックをする
試合中シンプルで、すぐに実行できる指示

例えば、試合中に長々とアドバイスをしてしまうと、選手の集中力を削いでしまいます。その場では「次のプレーに切り替えよう」「リラックスしていこう」など、短い言葉で伝え、試合後に詳しく振り返るほうが効果的です。

ポジティブな声かけを意識する

選手の成長を促すには、前向きな言葉を使うことが大切です。

ミスをしたときに「なんでそんなプレーをしたんだ!」と叱るのではなく、「次はどうすればいい?」と問いかけることで、選手が前向きに改善策を考えられるようになります。

例えば、バッターが三振したときに「何がダメだった?」と責めるのではなく、「次の打席ではどこを意識する?」と切り替えを促す言葉を掛けると、選手のメンタルも安定しやすくなります。

また、成功したプレーに対しても、「いいね!」だけではなく「今の動きが良かったね!どこを意識した?」と質問を加えると、選手自身が成長を実感しやすくなります。

なつき

メンタル状態を安定させることがパフォーマンス向上にもつながります。

選手の判断力を高める問いかけをする

野球では、試合の流れを見ながら瞬時に判断する力が求められます。

そのため、選手自身が考える力を伸ばす問いかけを意識することが大切です。

例えば、守備の場面で「次に打球が飛んできたら、どこに投げる?」と事前に考えさせることで、試合中の判断がスムーズになります。また、「なぜこの球を選んだ?」と問いかけることで、投手の配球の意図を整理する機会を作ることもできます。

コーチが答えを教えるのではなく、選手が自分で考えられるようにサポートするのがポイントです。

【実践例】野球選手へのコーチングの質問や声掛け

野球のバッターボックスに立つ人

コーチングの理論を理解しても、実際の現場でどう使えばいいのか迷うこともあるでしょう。

ここでは、すぐに使える具体的なコーチングの質問の例を紹介します。

練習中「今のプレーで意識したことは何?」
「次のプレーで、もう一つレベルアップするには何を変えればいい?」
「今のスイング(投球、守備)は何点くらい? その理由は?」
「チームメイトのプレーで参考にしたい点は?」
「自分のプレーを振り返って、一番成長している部分はどこ?」
「理想のプレーと比べて、何が足りない?」
「今日の練習が終わるころに、「成長した!」と思うために何を意識する?」
試合前「今日の試合で一番意識したいことは何?」
「相手チームの特徴を踏まえて、どんな戦い方をしたい?」
「自分の中で「成功」と思えるプレーはどんなもの?」
「試合中に困ったとき、どうやって切り替える?」
「今のコンディションはどう? 何か調整が必要?」
「今日の試合で、チームとして大事にしたいポイントは何?」
「どんなイメージで打席(マウンド、守備)に立ちたい?」
試合中「今のプレーで、何が良かった?」
「次の打席(守備、投球)ではどこを意識する?」
「相手のピッチャー(バッター、守備)はどんな傾向がある?」
「この場面で、自分にできるベストなプレーは何?」
「今の試合の流れをどう感じる?」
「今、冷静に状況を判断できている? 何か修正が必要?」
「切り替えて次のプレーに集中しよう!」
「自信を持って、自分のプレーをしよう!」
試合後の振り返り「今日の試合で、自分の一番良かったプレーは?」
「逆に、もっと改善できると思うプレーは?」
「試合前に立てた目標はどれくらい達成できた?」
「チームとして、今日の試合で成長できた部分は?」
「次の試合に向けて、練習で強化したいことは?」
「今日の試合を振り返って、次に活かせることは何?」
「試合中に感じた課題は? それを克服するためにどうする?」
「相手チームから学べることは何かあった?」

コーチングの一つの事例ですが、野球選手に対して使えそうなものがあったら、ぜひ実践をしてみましょう!

野球で使えるコーチングについてよくある質問

Q&Aと書かれた付箋

野球で使えるコーチングについてよくある質問とその回答をご紹介します!

少年野球でもコーチングは有効?

はい、少年野球でもコーチングは非常に有効です。

子どもの成長を促すには、指示だけでなく「自分で考える習慣」をつけることが大切です。

「なぜこのプレーを選んだの?」と聞くことで、考える力を伸ばせます。また、ポジティブな声掛けを意識することで、楽しく上達しやすくなります。

プロ野球選手にもコーチングは必要?

プロ選手にとってもコーチングは重要です。

技術的なアドバイスだけでなく、メンタル面のサポートや試合中の戦略的な思考を促すことが、パフォーマンス向上につながります。

また、選手自身がキャリアの中で成長し続けるために、自主的に課題を見つけ、解決策を考える力が不可欠です。

コーチングとティーチングはどう使い分ければいい?

技術を教える場面ではティーチング(指導)が必要ですが、選手が自分で考える場面ではコーチングを活用するのが理想的です。

特に、戦術や試合の流れを考えさせるときはコーチングを使い、基本技術の習得が必要な場面では具体的な指導を行うとバランスよく成長を促せます。

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画像引用:目標達成コーチング

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まとめ:【指導者必見】プロも実践する野球のコーチング技術|プロにも少年野球にも活かせるテクニック

野球選手へのコーチングについて、コーチングのポイントやすぐに実践できる質問をご紹介させていただきました!

コーチングのスキルを取り入れることによって、より選手のパフォーマンスを高めたり、状況の変化に対する対応力を育てられるコーチになることができます。

ぜひ本記事の内容を参考に、何か一つでもコーチングを実践してみてください!

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