
「一人でもサクサクと進められる自己分析のやり方ってある?」
「自己分析をするのにマインドマップを使うのって効果あるの?」
このようなお悩みを、徹底的に解消していきます!
- マインドマップを使った効果的な自己分析のやり方がステップ形式でわかる
- マインドマップを利用した自己分析のメリット・デメリットがわかる
思考をどんどんと広げていくことで新しい考え方や、思考の偏りが可視化できるマインドマップ。
この記事を読むことで、マインドマップを使った自己分析について、どのように思考を広げて整理するのかがわかるようになります!
元々キャリアコーチングの会社で働き、今はコーチングの会社を経営する私が、自己分析の有効なフレームワークとしてのマインドマップについて解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください!


山田 夏輝
コーチング事業を運営する会社を経営。コーチング会社と英語コーチングの会社のCMOも兼任。ポジウィルで元キャリアコーチとして勤務。コーチング実績は300人・600時間以上・満足度9.1。GCS認定プロフェッショナルコーチ。
マインドマップとは


「自己分析をもっと深くやってみたいけど、文章にすると頭がこんがらがる…」
そんなときに役立つのが、マインドマップという思考整理の手法です。一見むずかしそうに感じるかもしれませんが、やり方はとてもシンプル。
マインドマップとは、ひとつのキーワードを中心にして、放射状に思考や情報を広げていく方法です。
たとえば「自分」というテーマから、「性格」「経験」「強み」などを枝のようにつなげていきます。
頭の中にあるあいまいな考えを紙や画面に整理できるので、「考えているつもり」から「本当に考えた」状態に変わるのが最大のメリットです。
自己分析にマインドマップを使うメリット


マインドマップは、自由な発想で思考を広げられるのが最大の特徴です。形式や正解にとらわれず、自分らしいペースで自己分析を進めたい人にとって、非常に相性のいいツールといえます。
ここでは、マインドマップを自己分析に使う3つの大きなメリットをご紹介します。
視覚的に自分の思考を整理できる
複雑に感じていたことも、図として俯瞰して見ることで「あ、こういうことだったんだ」とスッキリ理解できることがよくあります。
見える化することで、次のアクションも考えやすくなりますよ。
自由度が高く、自分なりの使い方ができる
たとえば「性格」「強み」「過去の経験」「将来やりたいこと」など、自分に合ったテーマを中心にすればOKです。
形式に縛られないからこそ、無理なく、自然体の自己分析ができるのが魅力です。
ロジックにとらわれず、感情や直感も出しやすい
たとえば「なんかこれ好き」「理由はないけど気になる」といった小さな感覚も、自己理解には大切なヒントになります。
分析というより“探る”ような感覚で進められるのも、マインドマップならではのメリットです。
自己分析にマインドマップを使うデメリット


とはいえ、マインドマップには気をつけておきたいポイントもあります。自由に書ける反面、うまく使わないと情報が整理しきれず、かえってモヤモヤが増えることも。
ここでは、実際によくある2つの注意点を紹介します。
まとまりにくく、論理的な整理が苦手な人には不向き
自由に書き出せる反面、「だから結局どうすればいいの?」と迷ってしまう人もいます。
そういうときは、マインドマップで出した情報をあとから表や文章に整理をしてまとめ直すと、より思考の整理につながります。
深掘りせず表面的な言葉で終わるリスクがある
たとえば「やりたいこと=自由に働く」と書いて満足してしまうのではなく、「なぜそう思うのか?」「具体的にどんな働き方か?」と、さらに掘り下げて考えることが大切です。
マインドマップを使った自己分析のやり方


「マインドマップを使えば自己分析がはかどる」と聞いても、実際どうやって進めたらいいかピンとこない人も多いのではないでしょうか?
ここでは、初心者でも今日からできる、自己分析に使うマインドマップの書き方を6つのステップに分けて解説します。
ステップ1:紙 or ツールを用意する
まずは「書く場所」を決めましょう。
大切なのは「自由に広げられるスペースがあること」。思考の流れを止めないためにも、消したり戻したりしやすいツールを選ぶとやりやすくなりますよ。
ステップ2:真ん中に「自分」と書く
そこから放射状に思考を広げていきます。この「中心の言葉」がブレてしまうと、途中で何を考えていたのかわからなくなってしまうので、最初にしっかり設定するのがポイントです。
ステップ3:主なカテゴリ(枝)を分けて書く
次に、「自分」にまつわる主なカテゴリを4〜6本程度、枝のように広げて書き出します。
たとえば「性格」「強み・弱み」「好きなこと」「価値観」「過去の経験」「将来やりたいこと」など、自分を深く知るために必要だと思うテーマを設定してOK。
ここから思考がどんどん広がっていく出発点になります。
- 性格
- 強み
- 弱み
- 好きなこと
- 価値観
- 過去の経験
- 将来やりたいこと
- 他人から見た自分
- 最近モヤモヤしていること
ステップ4:それぞれの枝をさらに細かく展開する
各カテゴリに対して、「たとえば?」「なぜそう思う?」「どんなとき?」と自問しながら、さらに枝を伸ばしていきます。
たとえば「好きなこと」→「人と話す」→「1対1の会話が好き」→「相談されることが多い」といった具合です。
思考を縦にも横にも広げていくことで、意外な気づきにつながることもありますよ。
- 例えば?
- なぜそう思う?
- どんなとき?
- どう感じる?
- もっと〜するには?
- きっかけは?
- 何を学んだ?
- 今から何ができそう?
ステップ5:書き出したマップを俯瞰して眺める
ある程度書けたら、一度全体を見渡してみましょう。
色をつけたり線でつなげたりして、視覚的に整理していくのもおすすめです。
ステップ6:気づいたことを言語化・要約する
たとえば、「人に頼られることがやりがいにつながっている」「自分は安定より挑戦を求めているタイプ」など、簡単な一文でも構いません。
この“要約”ができれば、自己PRや志望動機にも活かせる自己分析が完成したと言えます。
本格的な自己分析をするならコーチングの利用がおすすめ


マインドマップは自分の思考を広げるのに最適なツールですが、「もっと深く掘り下げたい」「第三者の視点がほしい」と感じたら、キャリアコーチングを活用するのも一つの方法です。
自己分析をより確実に、そして実践につなげたい方は、ぜひ一度体験してみてくださいね。
ほとんどのキャリアコーチングサービスが無料の体験を実施しているので、少しでもプロによる自己分析を経験してみたい方は以下の記事も参考にしてください!


マインドマップを使った自己分析についてよくある質問


マインドマップを使った自己分析についてよくある質問とその回答をいくつかご紹介します!
まとめ:マインドマップを使った自己分析のやり方を6ステップで解説!メリット・デメリットと合わせてご紹介します
マインドマップを使った自己分析の具体的なやり方やメリット・デメリットを解説させていただきました。
マインドマップを活用することで、より自由にあなたのことを表す言葉のアイデアを出してくことができます。
ぜひ本記事の内容を参考に、あなたの転職や就活に活かせる自己分析や自己理解を始めてみましょう!



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