
「20代後半の人ってみんなどれくらい貯金ができているの?」
「中々貯金ができなくて、結婚や出産など将来が不安」
このようなお悩み・疑問を、徹底的に解消していきます!
- 20代後半の貯金額の中央値がわかる
- 20代後半でより賢く貯金をするためのピントがわかる
20代後半の貯金状況は、将来への備えや生活の安定に大きな影響を与えます。
この記事では、20代後半の平均貯金額や中央値、世帯別の貯金事情について解説し、効果的な貯金のコツも紹介します。
ぜひ最後まで読んでみて、あなたの具体的な貯金の目標を決めて、将来のライフイベントに備えていきましょう。


山田 夏輝
コーチング事業を運営する会社を経営。コーチング会社と英語コーチングの会社のCMOも兼任。ポジウィルで元キャリアコーチとして勤務。コーチング実績は300人・600時間以上・満足度9.1。GCS認定プロフェッショナルコーチ。
20代後半の平均貯金額・中央値


20代後半の平均貯金額は、どれくらいあるのでしょうか?
以下が年代と世帯別の金融資産(有価証券を含む)の平均額になります。
単身世帯 | 二人以上の世帯 | |
---|---|---|
20代 | 176万円 | 214万円 |
30代 | 494万円 | 526万円 |
20代後半のみに絞ったデータはなかったのですが、20代単身世帯の平均貯金額は176万円となっています。
こちらを見ると思ったより貯金額が多いと思われる方も多いと思いますが、前述の調査によると、20代の貯金額の中央値は20万円です。
30代の貯金額の中央値が約150万円であるため、20代後半の方の貯金額の中央値は大体20万円から150万円の間であることが推測できます。
あなたがもし20代後半であれば、まずはこの金額を貯金額の目標として設定するといいでしょう。
20代後半は様々なライフイベントがある時期でもあります。具体的な貯金のコツについても後ほどご紹介させていただきます。


20代後半の平均年収


20代後半の平均年収は、職種や経験、地域により変動しますが、徐々に年収に差が出始める時期でもあります。
20代後半の平均年収は以下のようになっています。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 264万円 |
25〜29歳 | 369万円 |
20代後半の平均年収は369万円となっています。この結果を見てどのように感じますでしょうか?
思ったよりも多いなと思った方も多いのではないでしょうか?
年収が369万円だと、大体毎月の手取り金額は25万円ほどとなります。この金額から生活費や貯金を捻出する必要があります。


20代後半の毎月の理想の貯金額


20代後半の毎月の貯金額は、将来に備えつつも生活を楽しむために慎重に計画する必要があります。
20代後半の方の大体毎月の手取り金額は25万円ほどであるため、毎月3〜5万円の貯金が1つの目安になるでしょう。
こちらの貯金額の割合は、現在の年収や住んでいる場所などによって変動するものであるため、柔軟に目標を設定していきましょう。
将来のライフイベントがいつあるのかを予測して、それに必要な金額を貯金するという考え方がおすすめです。



まずは何にどれだけお金を使っているのか、支出項目とその金額を明確にすることがおすすめです!
20代後半に起きやすいライフイベントとその費用


20代後半に起きやすいライフイベントとその費用についてご紹介していきます。
以下のライフイベントを知っておき、将来の支出に備えていきましょう。
結婚:平均費用362.3万円
20代後半になると結婚を考える方も多いですね。結婚には披露宴や挙式などの費用がかかります。
結婚式の総額の平均費用は362.3万円となっています。
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
ここから家族や友人のご祝儀の金額を引いたものがかかる費用になります。
出産:平均費用51万円
20代後半で出産を経験したという方も多いのではないでしょうか。
出産には医療費や出産祝い、育児用品の購入など多くの支出が伴います。
出産費用の総額は、入院費や分娩料などを含めると平均で51万円となっています。
出典:公益社団法人 国民健康保険中央会「出産費用 平成28年度」
住宅購入:平均費用3,000〜5,000万円
20代後半で住宅を購入して、毎月のローンを支払い続けるという決断をする方も多いと思います。
家を購入することは大きなライフイベントであり、頭金や諸費用、ローン返済など検討すべきポイントがたくさんあります。
住宅の購入費用は以下のようになっています。
住宅形態 | 費用 |
---|---|
マンション | 4,848万円 |
建売住宅 | 3,719万円 |
中古マンション | 3,157万円 |
中古建売住宅 | 2,704万円 |
20代後半は将来の家庭計画や生活設計をしっかりと見据え、それに向けた貯金や収入面での工夫が必要です。将来の不安を減らし、安心して新たなステップに進むためにも、お金の計画は欠かせません。



このようなライフプランによる支出額のイメージを持っておき、貯金の計画を立てていきましょう!
20代後半での賢い貯金の4つのポイント


20代後半の方がより効率的に、賢く貯金をするためのポイントについて解説していきます。
自分が何にいくらお金を使っているか把握する
まず最初に、自分の支出を把握することが重要です。
クレジットカードやアプリを使って支出を記録し、どの部分で無駄遣いがあるのかを見極めましょう。
これにより、節約のポイントが浮かび上がります。



まずは何にどれだけお金を使っているかを知ることが、貯金のための第一歩です。
固定費を見直す
家賃や光熱費、通信費などの固定費を見直すことで、毎月の支出を削減できます。
インターネットや携帯電話のプランを見直す、節水・節電の習慣を身につけるなど、少しの工夫で支出を減らすことができます。



確認してみたら思ったよりも無駄な出費をしてしまっているということも、、!
副業をして収入を増やす
余裕がある時間を活かして副業に取り組むことで、収入を増やすことが可能です。
資格を生かした講師やライター、趣味を生かしたクリエイティブな仕事など、様々な選択肢があります。
20代におすすめの副業については、以下の記事も参考にしてください!


資産運用をしてみる
積立投資や定期預金、投資信託などを利用して資産運用を始めることで、お金を働かせることができます。
ただし、リスクを理解した上で適切な商品を選ぶことが重要です。
まずは積立NISAを活用して、資産運用をするという感覚を身につけていきましょう。
20代からの投資についてもっと知りたいという方は、以下の記事も参考にしてください!


20代後半は貯金よりも経験に投資するべきか


20代後半では貯金よりも経験に投資するべきという考え方もあります。貯金と経験への投資、どちらが20代後半にとって最適なのでしょうか?
私は、基本的には20代のうちは経験やスキルに投資するべきだと思っています。
ただし、それには以下の条件を満たしている場合のみと考えています。
・絶対に実現したいライフイベントの貯金ができる(結婚や出産など)
・3ヶ月分の生活費の金額はすでに貯金ができている
・NISAやイデコのための毎月の投資金額は確保している
20代後半は特に、体も健康で気力がある時期です。20代にしかできない経験やスキルに投資することで、将来のリターンが何倍にも増えると考えています。
例えば、20代後半で海外旅行に行けば、そこでの思い出は今後何十年間も思い出として自分の資産となります。また、自己投資でできることを増やすことで、将来のキャリアの選択肢が広がります。
このように20代後半での投資は、その後の長い人生において大きな価値をもたらすと思っています。



20代が一番、自己投資して得たものの効果が長続きするのでコスパがいいです!
あくまで一つの価値観であるため、やってみたい方のみやってみればいいと思いますが、自分のやりたいことや自己投資には積極的にお金を投じるべきです。
なんとなく不安だからといった気持ちで貯金するのではなく、そのお金を自分の経験やスキルのために使っていきましょう。


20代後半の貯金額についてよくある質問


20代後半の貯金額についてよくある質問とその回答についてご紹介させていただきます!
まとめ:20代後半の平均貯金額はいくら?中央値や世帯別の貯金額も解説
20代後半の平均貯金額についての記事を通じて、中央値や世帯別の貯金額も解説し、平均的な金額や傾向を知ることができました。
まずは貯金の平均額や中央値を知った上で、自分の目標の貯金額を決めてみましょう。
具体的な目標があることで継続しやすくなります。






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